【書評】いつもモチベーション続かなくなってしまうあなたへ、、、

1. 本紹介

 

初めまして「じゃんか」と申します。

新しい物事に挑戦するとき、最初はやる気に満ち溢れていたのに、

徐々にモチベーションが下がり、結局すぐにやめてしまった経験はありませんか。

私は何度もあります。

今回は、そんな私が高いモチベーションを維持できるようになったとる本を紹介します

 

 

 

それが、こちらの池田貴将さんの「図解モチベーション大百科」です。

この本は、私たちを見えないところで動かす力「モチベーション」に焦点を当て、

感情と行動のメカニズムに関する一流大学の心理行動実験をもとに、

実に100種類以上の、モチベーションを高める方法や行動などを記述した本です。

そのジャンルは様々で、自分自身の「動機づけ」や「自己管理」といったテーマから、

中には「人材育成」といったテーマのものもあり、自分自身のモチベーションに限らず

人の上に立つ立場の人に必要になるであろう知識も多く含まれていました。

 

 

 

2. この本を読んでわかることの例

 

・やるべきことにやる気が湧かないとき、自分自身にある言葉をかけると行動に移せる

・子供に道徳的になってほしいときに褒めるべきこと

・実は行動力を鈍らせてしまっている一般的な考え方。

・関心をもってもらうために説明しなければいけないこと。

・負の感情を増幅させてしまうやりがちな行動

などなど、、、

 

 

 

3.「モチベーション大百科」を読んだ感想

 

私たちが「行動を起こそう」と感じたとき、なぜそう思えたのかを

この本を読んで理解することができました。

意外にも、モチベーションを高める行動と真逆の行動をしてしまっていたり、

やってはいけない目標設定のやり方をしてしまっていたりと、非常に面白かったです。

心理学的要素が多く、この本は様々な使い方ができるなと感じました。

例えば、会社の部下がなぜ指示を聞いてくれないのかなど、

他人行動の原理もこの本を読んで理解できたものが多いです。

また、上司、先輩後輩、友人との付き合い方で悩んでいる方にも

おすすめだと感じました。この本には「人脈形成」といったテーマが含まれており人からの印象のもたれ方や、好感を持ってもらえる方法などが記述されていました。

 

最後にこの本についての特徴を私なりに3つにまとめてみました。

 

1. テーマ一つ一つが簡潔で読みやすい

これはこの本の大きな特徴といえるでしょう。

100種類以上のモチベーションを高める方法一つ一つが、それぞれ2ページ程度で

完結するため、読み続けることがストレスにならず、難しい本を読んでいるときの

頭の中がごちゃごちゃのなる感じが全くありませんでした。

一つ短く簡潔なため、インプットアウトプットも簡単で、

読んだ部分をすぐに実行に移すことが可能です。

 

2. 図が多く理解しやすい

全体を通して図が多く用いられており、イメージがとてもしやすかったです。

また、図に限らず、文字の大きさや文章構造もとても工夫されており、

非常に読みやすかったです。

 

3. 情報源がはっきりしているため、信頼性がある

知識をインプットするにあたって、その知識の信頼性を判断するための根拠が

必要だと思います。この本では、モチベーションを高める方法すべてに、

その方法のもととなった有名大学の実験が書かれており、

非常に説得力のある文章になっています。

 

 

 

 

以上が私がこの本を読んだ感想でした。

内容がぎっしり詰まっていてかなり満足できました。

興味のある方はぜひ手に取って読んでみてください。